昔はジャパンアズナンバーワンとか言われて日本に学べって言われてたことを考えると色々とがんばらないと

ニッポン製造業のマイナス材料は多いが、悲観一色ではない (ニューズウィーク日本版) - Yahoo!ニュース

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171221-00010006-newsweek-int

電子部品は日本の強みで、それ以外にも早期に業容転換を図った企業、富士フイルムコマツなどをほめていますが、最初のほうが結構ショッキングなことをまとめて書いています。

引用量が多くなりますが、今の日本の問題点をかなり短くストレートにわかりやすく書かれていると思いました。

①「家電やパソコンのメーカーが中国や台湾企業に売られ、テレビや携帯電話も韓国のサムスンや米アップルに席巻されている。掃除機まで英ベンチャー企業、ダイソンが幅を利かせる。

②「三菱や日立の重電部門も独シーメンスや米ゼネラル・エレクトリック(GE)にはるかに後れを取る。日本企業は正直が取りえだったのに、神戸製鋼所などは品質データを改ざんした。

③「安泰に見えた自動車は、米中の企業から電気自動車という新たなパラダイムを突き付けられ、まき直し。

④「日本は今あるものを磨くことにたけているが、新たなシステムを考案できない。英語力も弱いので、金融やコンピューターソフトでは米欧中の後塵を拝する。激化するサイバーテロ対策についても世界を引っ張れない。

⑤「政府系企業からの発注に依存してきた企業は図体が大きくても世界での人脈を欠く。グローバルな競争では市場ニーズも把握できず、営業力もない。電力会社の注文に依存してきた重電企業や、NTTドコモを向いてしか携帯を開発していなかった家電各社はその典型

①については、もうすでにだいぶ前から企業の1部門がどんどん中国などに売られている事実がありますから非常によくわかりますし、携帯もそうだし、掃除機だけじゃなく、その中国に売られたsanyo系が作ってるaquaブランドなんかもよく見ますもんね。

②日本の重電部門ここについては全然知らない状態ですが確かにシーメンスとかのほうが医療現場とかなんか仕事でも見たりしたので研究開発系のなんかいろいろ使われているイメージがあります、GEはよく知らないので調べてみたら、航空機のエンジンとか強いみたいですね。やっぱり重工業というと原発とかよりも、航空宇宙分野もうちょっと日本のメーカーが出てほしいところ。

③自動車も電気自動車にするだけで部品点数が3分の1になるといわれていて(実際はさらに必要なくなるとかも言われてたり)、そこで重要なのはソフトウェアの力ということも聞いたことがあるので、日本のソフトウェアってことごとく弱いイメージしかないから本当に心配になりますね。国内産業で一番今雇用の質が高く、多く雇っていると思うので、なんとか競争力を維持してほしいのですが

④これはソフトのイメージが強くて③でも書いたように新しいソフトウェアでなんか世界に通用するものって本当に1つもない気がしかしなくてどうなんだろうというイメージですね。スパコンやハードについてはまだまだ得意分野があるイメージですが。なんか検索しても日本のソフトウェアで海外でも有名だなと思うものがみあたらなかったという。まぁそんなに調べてませんが。

⑤これは①~④が理系よりな話だったのですが、⑤は文系よりな話だと思って、実際まだまだ文科系の力をもっと強化しないといけないよなと思いました。一時期文科系大学をバッシングする話がありましたが、現状どちらかというと⑤の話でもわかるように強化しないといけないとは思っておりました。もちろん理系の分野でもですが。やっぱり批判的になるよりも幸いなことに日本は現金を結構持っているので、いろんな部分に投資をしてもっと力をつけていってほしいなと思いました、これからさらに③とかの影響でゲームチェンジが起こったり、お金の概念だって変わる可能性があるのですからどんどん使ってインフレにして右肩上がりの調子を付けて伸びてほしいなと思いました。

となんだかんだで最後無理やりな感じがしますが、色々調べてたりしたらまた書くのに時間がかかったのと、文章量が多くなったのでこの辺で。