人件費上昇のメリットについて

「人件費上昇」が日本経済にもたらす3つのメリットと1つの課題

https://www.msn.com/ja-jp/money/news/「人件費上昇」が日本経済にもたらす3つのメリットと1つの課題/ar-BBFTcr9#page=2

記事を読ませていただいて、メリットをメインに取り上げている感じがしました。

その中でとくに良いなと思ったのが、3点ほどあったので、抜粋させてもらって紹介したいと思います。

「(同時に順番に使い捨てにもしていた)真のブラック企業は、非正規の労働力のコストが上昇する環境の中で、これまでと同様のビジネスのやり方を続けることが困難」

ブラック企業のこの部分は特にいいメリットだと思いました。特に新しく就職するときに、今は選択肢が多いでしょうから新卒の人が最初から明らかなブラック企業に入らなくて済むことが多くなっていいなと思いました。偏見かもしれませんが、極端に転職が多かったり、転職が多いから、人が少ないような会社にはブラックが多いとも言いますからね。景気がいい時に、そういうわざわざ小さい会社に入るのはよっぽど魅力のある会社じゃないと選ばないでしょうからそういう理由で選択するリスクもなくなり、ブラック企業がなくなってくれる良い機会にしてほしいなと思いました。

 

目下の人手不足は、経済政策の結果ばかりでなく、日本の人口構造の変化が(労働力年齢人口が急激に減っている)もたらした面もあるのだが

ここは少しメリットというわけではないのですが、現実的にはこういう視点も必要で、なぜ今、求人倍率が上がっているのかというのも考えないといけないと思いました。

基本的には上記に書いてあるように人口構造がかわったのと、あと、公共工事が増えたり、高齢化で介護人材がかなり必要になったりと、そういうのが多くなったので、人手不足といわれてたりするわけで、実際の人気企業や、ちゃんと人口構造(会社での)をしっかりとしている会社はそこまでこまってないんだろうなぁということですね。そのような会社に入りたいところですが、そもそもそういうところは新卒しかとってなかったり、しっかりと人員を回しているでしょうからなかなか難しいところがまだおおいですね。

 

しかし、ブラックといえども企業が倒産すると、その企業に関わる従業員も経営者も経済的苦境に陥る可能性がある。こうした人たちが救済されるためには、逆説的に聞こえるかもしれないが、経済環境としてブラック企業が存続できないような、好ましい人手不足が続くことだ。

ブラック企業でも辞めたら次がないーっておもうと、そのブラックを存続させるだけになっちゃうので、やはり上記のようにほかにいろいろな選択肢があるというのが大事だと思います。私はそのなかでもやはり、一時的にでもいいから雇用保険をもっと拡充したり、一時的な生活保護制度をもっと簡単に利用しやすくなったりしたら、もっと生きやすく、結婚とか起業とかもしやすくなっていいのになぁと思いました。